トラブル事例

修復歴

外観はきれいでも過去の事故で
フレームが損傷していた車は
「修復歴車」と呼ばれます。
これを知らずに購入すると
故障が頻発するリスクがあります。

メーター改ざん車


走行距離が短いほど高値なので
メーターを改ざんした車が
存在します。見た目だけでは
判別できないために整備記録や
点検記録の確認が必須です。

水没車


台風や豪雨で水に浸かった車は
電装系の故障や錆などが
進行しやすくなります。
一見問題なく走行できても
数か月後に大きな修理が
必要になるケースがあります。

購入後すぐに修理費が発生


保証が付いていない車を選ぶと
購入直後に故障しても
全額自己負担となります。
せっかく安く買えたのに
高額な修理費で結果的に
割高になることもあります。

トラブル回避方法

信頼できる販売店を選ぶ


安さだけで選ぶのではなく
親身になってくれる販売店や
アフターサービスがしっかり
している販売店を選びましょう。

車両状態を確認する


整備記録簿の有無
第三者機関の検査結果
修復歴の有無を必ず
チェックしてください。


登録事項を確認する


まずは陸運局で現在事項登録を
確認することや自動車税の
納税状況を確認することは大事です。

金融車のデメリット

名義変更の制限

金融車はローン会社や金融機関が
所有者であり、名義変更が
制限されています。購入後も
一定期間は元の所有者のままで
名義変更ができない場合があります。
これは将来的な売却や所有者の
変更に制約を与える可能性があります。

所有者からのリスク

金融車は元の所有者がローン会社や
金融機関であるため所有者が
車の取引を知らずに流通された場合
所有者からの盗難届出や車両返還要求など
トラブルが発生する可能性があります。
最悪の場合、車両登録の強制抹消や
所有権の紛争が生じることもあります。

継続車検の制限

元の所有者によって自動車税の
納付が差し止められた場合
納税証明書が発行されず
継続車検が受けられない
場合があります。ただし
第三者納付という手続きを
取れば問題は回避できます。

廃車や解体の制限

金融車は一時抹消登録や
永久抹消ができないため
廃車や解体が容易に行えない
場合があります。所有権の問題や
手続きの制約が存在するため
処分に困る可能性があります。

ディーラーサービス制限

金融車は所有権と使用者が
一致しない場合、ディーラーの
整備工場での点検やサービスが
制限されることがあります。
名義変更ができないため
所有者としての権限が
不明瞭なためです。

金融車のリスク回避

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